治療した歯がまた痛い…それ、根の中の再感染かもしれません 佐野市で知っておきたい「再発の原因」と「早めにできること」
2026年2月13日 カテゴリ:コラム

「前に治療した歯なのに、またズキズキする」
「噛むと痛い。何となく違和感が続く」
「歯ぐきが腫れてきた気がする」
こうした症状は、むし歯の再発だけでなく、歯の根の中で炎症が起きているサインのことがあります。
根の治療(根管治療)は、歯を残すためにとても大切な治療ですが、目に見えない部分を扱うため、条件が重なると再発が起きる場合もあります。
ここでは、佐野市で歯科医院をお探しの方に向けて、
「なぜ再発するのか」
「検査で何が分かるのか」
「どうすれば長引かせずに済むのか」
を、できるだけわかりやすく整理します。
治療した歯がまた痛くなる主な原因
痛みや腫れが出るとき、背景はひとつとは限りません。代表的なパターンは次の通りです。
根の中に細菌が残っていた、または入り込んだ
根の中は非常に細く複雑です。
そのため、以前の治療で取り切れなかった部分があったり、時間が経ってから細菌が入り込んだりすると、根の先で炎症が起こることがあります。
土台や被せ物のすき間から再感染した
被せ物や詰め物は、年月とともに劣化したり、わずかなすき間ができたりします。
そこから細菌が侵入すると、根の中が再び感染しやすくなります。
歯にヒビが入っている(歯根破折など)
噛みしめや歯ぎしり、硬い物を噛んだ衝撃などで、歯に目に見えないヒビが入ることがあります。
この場合、治療をしても改善しにくいケースがあるため、見極めが重要です。
歯ぐきの病気と関係している
歯周病が進行していると、根の周囲の骨が減り、噛んだ時の痛みや違和感につながることがあります。
「根の病気」だけでなく「歯ぐき」も合わせて評価する必要があります。
こんな症状は早めの受診をおすすめします
次のような状態がある場合は、我慢せずに一度相談してください。
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噛むと響く、痛い
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何もしなくてもズキズキする
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歯ぐきが腫れる、できもののようなものが出る
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以前治療した歯の周りが重い、押すと痛い
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痛みはないが、違和感が数週間続く
症状が軽いうちに原因を特定できるほど、対応の選択肢が広がることが多いです。
再発を見極めるために大切な「検査」
根の中のトラブルは、見た目だけでは判断できません。
そのため、状態に応じて次のような検査を組み合わせて確認します。
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レントゲンで根の先の状態を確認する
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噛み合わせや歯の揺れ、歯ぐきの状態をチェックする
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必要に応じて、より詳細な検査を行う
ここで重要なのが、「どこに原因があるのか」を丁寧に見分けることです。
原因が違えば、最適な治療方針も変わるからです。
植木歯科医院が大切にしている考え方
植木歯科医院は、佐野市で長く地域の皆さまのお口の健康を支えてきた歯科医院です。
当院では、痛みがある場所だけを見るのではなく、再発の原因を丁寧に見極め、歯をできるだけ長く使うための選択肢を一緒に考えることを重視しています。
また、精密さが求められる場面では、拡大視野での確認(マイクロスコープ等)を活用し、見落としを減らす工夫を行います。
「なぜこうなったか」「何をすると再発しにくいか」まで説明し、納得して進められることを大切にしています。
治療の選択肢は1つではありません
再感染が疑われる場合、状態に応じて主に次の選択肢を検討します。
再治療(根の中をもう一度きれいにする)
過去の材料を除去し、根の中を再度清掃・消毒して封鎖し直します。
歯を残せる可能性がある一方で、歯の状態によって難易度が高くなる場合もあります。
外科的な処置を検討する場合
根の先の炎症が改善しにくい場合、別のアプローチが検討されることがあります(適応には条件があります)。
抜歯を含めて検討する場合
歯に大きなヒビがある、歯の土台が保てないなど、残すことが難しいケースでは、将来の安定を優先して抜歯を検討することもあります。
その場合も、次の選択肢(入れ歯・ブリッジ・インプラント等)を含めて、生活に合う形を一緒に考えます。
今日からできる「悪化させない」ポイント
受診までの間にできることは、実は多くありません。だからこそ、余計な悪化を避けるのが大切です。
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痛い側で硬い物を噛まない
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うがい・歯みがきは丁寧に(ただし腫れが強い部分を強くこすらない)
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市販の鎮痛薬は用法用量を守って使用する
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痛みや腫れが増す、熱感がある場合は早めに受診する
よくある質問
痛みが消えたら放置してもいいですか?
一時的に落ち着くことはありますが、原因が残っていると再燃する場合があります。気になる症状が続く場合は、原因確認をおすすめします。
根の治療は必ず成功しますか?
歯の状態や感染の程度、歯の形態などにより結果には個人差があります。残せる可能性があるかどうかを検査で見極めた上で、最適な方針を検討します。
注意点とリスク
根の治療や再治療には、以下のような一般的な注意点があります。
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痛みや腫れが一時的に出ることがあります
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歯の状態によっては、治療を行っても症状が改善しない場合があります
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歯の根にヒビがある場合、保存が難しいことがあります
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経過によっては外科処置や抜歯を含む選択が必要になることがあります
まとめ
治療した歯がまた痛むとき、原因はむし歯だけとは限りません。
根の中の再感染、被せ物のすき間、歯のヒビ、歯ぐきの問題など、複数の可能性があります。
大切なのは、
「我慢して様子を見る」より、
原因を早めに特定して、無駄な延長や悪化を防ぐことです。
佐野市で気になる症状がある方は、早めにご相談ください。
【監修者紹介】
皆さんこんにちは。前院長である父とともに診療を行います、植木 克昌です。
皆さんは「歯の治療は怖い、痛い」というイメージを持っていませんか?
私の診療スタイルは「怖くない、痛くない」と思ってもらえることです。
痛くない治療は技術を駆使してしっかりカバーさせていただきます。緊張しやすい患者さんには、気持ちをリラックスできるように冗談を言ったり、世間話をしながら明るく楽しく治療を進めるようにしているので、安心してください。
お口のお悩みがありましたら、お気軽にお越しください。皆さんのご来院をお待ちしています。
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経歴
日本大学松戸歯学部 卒業 日本大学松戸歯学部研修医 修了 日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座 研究生 日本大学松戸歯学部 助手(専任扱) 日本大学松戸歯学部 非常勤医師 所属・保有資格
京セラインプラント臨床マイスター 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 所属 公益社団法人 日本補綴歯科学会 認定医 東京SJCD 皆川アカデミークラブ
【所在地】
〒327-0832栃木県佐野市植上町1539-2
【電話番号】
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